痛恨のミスから得られたもの。

いよいよ最終段階のカラ戻し。



ここで失敗すれば全てが、パァという笑い者になること間違いなし。




カラ割り・カラ戻し。
この作業が一番緊張するのは何時になっても変わらない。













さぁ!




カラ戻し作業だーっ!


















テールランプの裏蓋部分を、ヒートガンでアチチとなるまで炙ります。
材質がPPなので容易な部類ではあるのだけど、合わせ面にある
艶のないブチルが熱が入ることで、ゆっくり艶が出てきます。
この状態だと再使用可能デス。









全体温め、一気に全体的に力を掛け吸着し密着させるも。。。




























ん!?




















ナンバー灯の部分が、中でゆっくりとスライドしていく様が見えます。
軽い眩暈と混乱をしながら、慌てて再びカラ割りするも冷えたブチルで
もういくら力掛けてもビクともしません。






再びヒートガンで炙りブチルを温めると、中でLEDの基盤部位が
ゆっくりと剥がれ反っていく様が見える。。。





熱の逃げ場がないテールランプの中は灼熱になってた。
一気に熱を加え過ぎたのが仇になった。。。



最後の最後で、痛恨のミス。








うぉー!

やらかしたー(沈










まず。。。








テールランプ裏蓋くん。
マスカレードご用達の仮面のように見える。
センターの鼻のように尖った部分。ここがナンバー灯の部位に
2mm干渉することが分かった。2mmも干渉することにガッカリ隠せず。
あれほど、採寸したのにね。。。












カラ戻しは、スピード勝負なので一気に力入れたことで
中で干渉してナンバー灯の部位をスライドさせたようで
ビクともしないほど固定していたのに、まさか動くとは。













急遽、裏蓋の肉抜き加工。
ナンバー灯部の採寸取付けリトライ。
纏めた配線を全て取り外し。









ざっくり5時間ほどの作業をやり直しになったのです。
でも、痛恨のミスから気づいてよかったことの方が大きくそのまま
再度全てのパーツの採寸位置を出したことで、発光角度を適切に仕上げた。
転んでもタダでは起きない。
















必要最小限の肉抜きをし、裏骨もしっかり残した。強度問題なし。
それでも見栄えの問題で、隙間にコーキング流して成型しクリア。











ズレたナンバー灯部位は、リトライするにはダメージ大きく
再固定に時間要するも、基盤部位をもう一度見直して
角の部分をヤスリで微調整してクリア。













もう失敗できないw

















リトライ!




カラ戻し!














がんばれおれw

































カラ戻しが出来たので、最後の作業の
隙間にコーキング流し込んで防塵防水加工。








無事デキた〜






よかったw






感涙だww







オーナー喜んで貰えると良いな〜